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ターフェルクラヴィーア [memoranda]

我が家にターフェルクラヴィーアがやってきた。
RIMG0196.JPG
じつはこれ、ebay で競り落した。出品者は楽器屋ではなく古物商で、楽器のことはよくわからないけど見た目はきれいですといって1ユーロから出品していた。何も考えずに締め切り時間の直前5分前ぐらいにベットしたら160ユーロほどで落札してしまった...

そこから結構紆余曲折があって、送料を込めた代金を古物商に送金したのに、全然ものを送ってきてくれない。「病気病院に行ってたから」とか信じるに足るとはいいがたいいわけをするわ、そのうちメールしても返事をよこさなくなるわで、ebay に苦情を言ったりとか、あまり思い出したくないけどいろいろあったのだが、ついに先月末に運送業者に引き渡したらしい。またこの運送業者が、「これは sehr schwer だから」とか「車が壊れた」とかいって配達を延び延びにしたもんだから、結局届いたのは昨日のことだった。

運転手一人で届けにきたので、車から降ろして家まで運び込むのを一緒にやったんだが、確かに sehr schwer だ。200キログラムはあろうかというようなしろもので、普通のアップライトピアノと大して変わらない。古物商がなかなか発送しなかったのも、重くて取り扱いが難しいから(連絡をとり始めたときは、自分で持ってくることを考えていた節があった)めんどくさいし後回し、って言うのが真実だったんだろうなあと改めて思う。

ターフェルクラヴィーアとはいっても、かなりの大きさがある。1890年頃の楽器だそうだ。おそらく、誰かなくなった人の持ち物を古物商が一気に引き上げてきてそれを売りさばいたという所じゃないかと想像してみたり。
RIMG0202.JPG
このまま弾ける状態ではない(音が出ない鍵盤がいくつかある、ダンパーが下がらないところが若干数あるなどなど)が、アクションそのものはしっかりしている印象。打鍵がグランドピアノと同じ打ち上げ方式だから、新品のときにはかなり弾きやすい楽器だったんじゃないかと想像する。

ダンパーの仕組みが面白い。
RIMG0200.JPG
写真の左側にある緑のフェルトのついた突起が鍵盤を押し下げているときには持ち上がって、右側のダンパー(手で斜めに持ち上げている)を押し上げる仕組み。鍵盤の押し下げをやめれば逆の動作でダンパーが下がり消音される。

ハンマーが小さくてかわいい。
RIMG0201.JPG
中音域以降も2弦の複弦だ。

..... ただ、問題はまずこれからこれをどうやって弾ける状態に持っていくかということが一つ。もう一つは、もしドイツを離れるとしたらそのときはこの200キロの代物を携えていくのかという問題。修復・調整に関しては、お金さえかければできないことはないのだろうけれども、時間や費用を節約しようとすると、いろいろ考えなければならない。どうせ輸送費いれても数万円しか投資していないのだから、いざとなったら粗大ゴミ、という手もあるにはあるけれども。
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コメント 1

ヴォルフィ

粗大ゴミなんて!!!ちょっともったいない気がしますが、、、。200キロもあるんじゃねぇ、、。小さく見えますが、、、。

しかしこのような楽器がオークションされてるなんて、やはり洋楽の国ならではですね。日本で琴が出されるような感じですかね~。

by ヴォルフィ (2009-02-21 17:03) 

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